Qセルズ、ポルトガル初の「太陽光+エネルギー保存装置」発電所を建設
Sep, 2020



315MW事業権を獲得、ポルトガル初の「太陽光+エネルギー保存装置」事業

再生可能エネルギーの間歇性による出力変動制が解決できるため、今後の市場拡大にも期待


Qセルズはポルトガルの南部にあるアレンテージョとアルガルヴェ地方に12か所、約700MW¹規模の太陽光発電事業の入札で合計6か所315MWの事業権を確保しました。韓国基準で年間約45万人が家庭で使用できる電力量の規模で、今後Qセルズは残っている許認可開発作業を完了し、2024年までに発電所を完成する予定です。


ポルトガル政府は、2018年6月、2030年までに全体発電源の35%を再生可能エネルギーに切り替えると発表しました。また、今年の7月にポルトガル国営電力会社である「EDP(Energias De Portugal)」では、来年まで1.2GW規模の石炭火力発電所の運営を終了すると宣言し、国を挙げて再生可能エネルギー関連政策を積極的に進めています。


全体事業のうちQセルズが獲得した事業は、ポルトガル初の太陽光とエネルギー保存装置(以下、ESS)を組み合わせた形で進めていきます。太陽光とESSを組み合わせた発電事業は、再生可能エネルギーの間歇性による出力変動性が解消できるため、これから市場拡大が期待される事業です。


当事業はQセルズにもESSを組み合わせた最初の大型プロジェクトであり、ポルトガルで行う最大プロジェクトでもあります。Qセルズはこれまで太陽光モジュール事業に集中してきましたが、今年の1月に「トータルエネルギーソリューション企業」として生まれ変わるというビジョンを掲げ、太陽光とESSを組み合わせた太陽光ソリューション事業、太陽光発電所の開発事業、消費者に直接電気を販売する電力販売事業などを進めています。


Qセルズのキム・ヒチョル社長は、「ヨーロッパはQセルズの主要市場であり、世界の再生可能エネルギー産業をけん引している市場です。これまで太陽光モジュール事業で積み重ねてきたノウハウをベースに再生可能エネルギー市場の速やかな拡大に積極的に対応して行きます」と述べました。


一方、Qセルズは今年の1月にRICエネルギーからスペインで1GW規模の太陽光事業権を獲得し、イベリア半島を起点に今後はヨーロッパ全域で太陽光発電事業の開発を本格的に進めていく計画です。





1. 本事業はMWac基準で、ac(alternating current)は系統(Grid)に連携する交流基準の設備容量単位を意味する。



Qセルズが建設したドイツ・ブランデンブルクの太陽光発電所。


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