
ドイツのテュービンゲン公共電力会社(Tübingen public utilities company)が、ドイツ・ゾンネンビュールにある企業「エネルギーブデ(Energiebude)」社に最先端の太陽光システムの設置依頼をしました。ザクセン=アンハルト(Saxony-Anhalt)で開発されたQセルズの高効率太陽光モジュールは、ウェストテュービンゲンコミュニティースクール(Tübingen Community School)に216個設置されました。このモジュールで、当コミュニティースクールだけではなく、テュービンゲン市に安定した太陽光電力を供給しています。
ウェストテュービンゲンコミュニティースクールに通っている学生は環境を持続的に守り、ドイツのエネルギーイノベーションに寄与する方法について教科書で学ぶだけに留まらず、さらに一歩先を進み、自ら体験しています。
世界の太陽光システム、太陽光発電所、エネルギー貯蔵装置分野でクリーンエネルギーソリューションの提供に成功しているQセルズは最大出力355WpのQ.PEAK DUO-G8モジュール216個をウェストテュービンゲンコミュニティースクールに供給しました。77kWpに及ぶ当システムの設置容量は、年間7万2千kWh以上の電力を生産することができる規模です。

▲ ドイツのウェストテュービンゲンコミュニティースクール。屋上に設置されているQセルズのQ.PEAK DUO-G8モジュール
テュービンゲン公共電力会社のジュリアン・クレット(Julian Klett)さんは、「この生産量は1年間の学校運営で消費する電力量より多い」と言い、「学校は昼間に運営されるため、太陽光電力で校内の消費電力を十分賄うことができるので最適。校内で利用して残った太陽光エネルギーはテュービンゲン市のグリーンエネルギーの一部として利用する」と話しました。
テュービンゲン公共電力会社は、ゾンネンビュールにある「エネルギーブデ」社に太陽光モジュール設置プロジェクトの企画および履行を依頼しました。「エネルギーブデ」社の再生可能エネルギー技術オフィスに所属されているプロジェクト責任者、バーンド・ゲルベル(Bernd Gerber)さんは「円型建物の屋上に四角のモジュールを設置しなければならないプロジェクトの特性上、最適なスペース活用のためにクリエイティブなプランを立てなければならなかった。すべてのパートナーとの協力を得て、円型のスペースに四角いモジュールを設置することに成功した。テュービンゲンコミュニティースクールがモデル事例となり、環境保護に積極的に参加することになり、うれしく思っている」と感想を述べました。
「エネルギーブデ」社は、Qセルズの戦略的Qパートナーとして、素晴らしいコラボを通じて成長を重ねているQセルズのEUネットワークに所属している1880社に及ぶ信頼度の高い太陽光設置流通企業の一つです。
Qセルズの営業責任者であるマーク・ルドルフ(Mark Rudolff)さんは、「太陽光は学校でも魅力的なエネルギー源になれる。私たちはウェストテュービンゲンコミュニティースクールが毎日必要とするエネルギーを環境に優しい方法で持続的に供給できる革新的なエネルギーソリューションを提供した。現在、少量の環境に優しいエネルギーを消費する消費者もこれからはその依存度がさらに高まるだろう。このように環境に優しい電気エネルギーはすでに私たちの一部となっている」と説明しました。
テュービンゲン大学タウンには学校内の太陽光システムに対する認識を高めるため、学校の出入り口にはそれを視覚的に表現したディスプレイが設置されています。
▲ ドイツのウェストテュービンゲンコミュニティースクール。屋上に設置されているQセルズのQ.PEAK DUO-G8モジュール